大規模改修工事を成功させるカギは「事前の漏水調査」にあり
- 5月3日
- 読了時間: 3分
大規模改修工事を控えたマンションにて、事前の漏水調査のご依頼をいただきました。
改修工事が始まった後に「実はここも漏れていた」という箇所が見つかると、工程に狂いが生じるだけでなく、入居者様とのトラブルにも繋がりかねません。
今回は、しばいぬ止水が実施した調査から施工までの流れを詳しく解説します。
🔍調査・施工の流れ
1. 全戸アンケートの実施
まずは全住戸を対象に、雨漏りや水漏れの自覚症状がないかアンケートを実施します。潜在的なトラブルを漏れなく吸い上げることが、精度の高い調査の第一歩です。
2. 訪問による現地確認と診断
アンケートで「症状あり」と回答のあったお宅を訪問し、専門スタッフが直接状況を確認します。 雨漏りなのか、設備(配管)からの漏水なのかを切り分けてチェックします。
※結露によるシミと判明した場合は今回の工事対象外となりますが、放置するとカビの原因にもなるため、入居者様へ適切な「結露対策」のアドバイスも併せて行っています。
3. 散水調査による原因特定
疑わしい箇所に実際に水をかけ、漏水状況を再現する「散水調査」を実施します。
今回は給排水設備(水道管など)に起因する漏水ではないことが確認できたため、建物の外装面に絞って原因を特定しました。


4. 確実な止水工事の実施
特定された原因箇所(外壁のクラック、ドレーン周り、サッシ周りなど)に対し、最適な工法で止水工事を行います。水の浸入経路を根本から遮断します。

5. 内装復旧
漏水によって傷んでしまった内装を丁寧に復旧し、すべての工程が完了となります。
💡事前に漏水調査を行うメリット
大規模改修の「ついで」に修繕を考えるケースも多いですが、事前に独立した調査を行うことには大きなメリットがあります。
トラブルの回避
原因箇所を100%特定してから修繕を行うため、改修後に「せっかく直したのにまだ漏れている」といったトラブルを未然に防ぐことができます。
確実な予算・工程管理
事前に不具合箇所を把握しておくことで、改修工事全体の計画がスムーズになります。
漏水の原因は多岐にわたり、目視だけでは判断できないケースが多々あります。
大規模改修を控えている管理組合様や施工業者様は、ぜひ一度「原因特定」のプロであるしばいぬ止水にご相談ください。
建物の健康をしっかりと見極め、安心の住まいづくりをサポートいたします。



コメント